ブルーエルフィン（2003年生、母ゲイアティーガール）

ブルーエルフィン（2003年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花名。花言葉は『大きな希望』」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時8歳）と交配したゲイアティーガールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦3勝。主な勝ち鞍は2007年のCHAO特別(B3一)。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

1月7日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4歳（2007年）

5月4日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフロリークインを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

5月24日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月21日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタニノミモザを半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

8月8日、中2週で迎えた10戦目は、CHAO特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のウレシイに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（6戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。