エサカリンボ（1999年生、母エサカマンナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿登牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主会によって262.5万円で落札された。

2歳（2001年）

7月9日、デビュー戦は長嶋和彦騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラクルセンプーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアラブ若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

10月15日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長嶋和彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長嶋和彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で長嶋和彦騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で長嶋和彦騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長嶋和彦騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長嶋和彦騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジピックスに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエムテイラインを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のアラブ優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジピックスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。