サンレイキャット（2003年生、母サンレイククイン）

サンレイキャット（2003年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のタバスコキャット（当時12歳）と交配したサンレイククインが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C33。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

5月7日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は518kg。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に終わった。

12月18日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた7戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメイショウドーバーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

1月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた10戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、倖靖生誕記念（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月10日、中6週で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ティムショールに半馬身交わされて2着となった。

8月7日、中3週で迎えた18戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた19戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。