アルジャヒリ（2021年生、母ヴィアンローズ）

アルジャヒリ（2021年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アルアイン遺跡群のひとつアルジャヒリ城塞より。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時7歳）と交配したヴィアンローズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦1勝。主な勝ち鞍は2025年のSAGAリベンジャーズ(一般C2 23)。

経歴

デビュー前

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月28日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず12着に敗れた。

3歳（2024年）

4月20日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月21日、中9週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月16日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

デビュー前

松木啓助厩舎（高知）へ入厩。

9月28日、デビュー戦は阿部基嗣騎手を鞍上に据えて、3歳戦のえひめ道後特別（高知ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月14日、中3週で迎えた6戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3 18（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

12月22日、中1週で迎えた11戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3 19（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた12戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、2024ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

デビュー前

松木啓助厩舎（高知）へ入厩。

1月6日、デビュー戦は林謙佑騎手を鞍上に据えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての大外10番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2025年）

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた14戦目は、えひめまどんな特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、初鰹特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた24戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた27戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクイーンパレスを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月4日、中2週で迎えた28戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、細江純子さん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、1日救急隊長UMATENA賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた31戦目は、長谷川蓮騎手監修「てげ!ぶっかけうどん」賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

10月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた33戦目は、稲富菜穂さん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。