ラップトシルエット（1998年生、母アスコツトラツプ）

ラップトシルエット（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベストタイアップ（当時6歳）と交配したアスコツトラツプが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方18戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月13日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

6月24日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

12月22日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた3戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウルフを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プチブルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プチブルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップアタックに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月18日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパールに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシーエクセルに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナスキールイスに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルストップダカに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。