オウエイファントム（2008年生、母グレイスカノン）

オウエイファントム（2008年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（馬主のイニシャル）＋怪人」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したグレイスカノンが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大原ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月10日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた4戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

3歳（2011年）

5月1日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。