グロリアスステップ（2011年生、母ヤンゲストリーター）

Glorious Step

2011.06.02

グロリアスステップ（2011年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時12歳）と交配したヤンゲストリーターが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者は藤澤 昭勝。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の東日本大震災復興祈念 感謝(一般C2十六)。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月23日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3歳（2014年）

9月6日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

11月15日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたリボーンマン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2015年）

5月30日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボールドタイドに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のココロノマドに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月18日、中3週で迎えた6戦目は、東日本大震災復興祈念 感謝（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンソードに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。