サクラオンハート（2006年生、母サクラテンシ）

サクラオンハート（2006年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋心の温かい」。毛色は青毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時16歳）と交配したサクラテンシが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての13番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

8月3日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテキエロタントをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十四十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカヤドーカレンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2010年）

1月11日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。