オーガーウェル（2018年生、母オーサムチャーム）

Augur Well

2018.05.28

オーガーウェル（2018年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「縁起がいい」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時8歳）と交配したオーサムチャームが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は岩見牧場。主な勝ち鞍は2021年のリゲル特別(C1)。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月15日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。17頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり17着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（2021年）

2月21日、中7週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月26日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビービーアクティブに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月29日、中5週で迎えた10戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月13日、中7週で迎えた12戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2021年12月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。