イナナキオー（1988年生、母ネバァーノン）

Inanaki O

1988.05.25

イナナキオー（1988年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時10歳）と交配したネバァーノンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、中央障害6戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月2日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のキクノコマンドに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月30日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐久騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

11月30日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で五十嵐久騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐久騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は玉ノ井健志騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。