タニノキャンドル（1984年生、母ドナパーラ）

Tanino Candle

1984.05.23

タニノキャンドル（1984年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時11歳）と交配したドナパーラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

宮本悳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

6月27日、デビュー戦は白坂宗治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したホッポウフラミンゴにクビ差届かず2着となった。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂宗治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で白坂宗治騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミスターシンゲキにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白坂宗治騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーヨーオーカンに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月20日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白坂宗治騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。