ユウリョク（2006年生、母ユウセイント）

Yu Ryoku

2006.03.31

ユウリョク（2006年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋緑」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスフライト（当時9歳）と交配したユウセイントが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

6月28日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3歳（2009年）

2月8日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

2月22日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月18日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月17日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴原央明騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロッソネロに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に敗れた。

4歳（2010年）

3月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。