フジュム（2022年生、母グラマトフィラム）

Hujum

2022.04.19

フジュム（2022年4月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「進撃(アラビア語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時9歳）と交配したグラマトフィラムが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社 B.C.S.。主な勝ち鞍は2025年の一般C20。

経歴

デビュー前

1歳のとき、B.C.S.から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、リコリコレーシングによって1,155万円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

1月12日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

7月19日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、森田誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた3戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湧平、伶香さん御結婚おめでとう（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったコロケーションに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月15日、中5週で迎えた5戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウフソウに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、ハロウィン・ナイト特別（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、加藤聡一騎手誕生日（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のニホンピロカミーノを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシマスウィープを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。