トウカイパスポート（2002年生、母チヨノメリー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、帰山清貴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

12月20日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

3歳（2005年）

4月20日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4歳（2006年）

1月24日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラリマーを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のオートシャークに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤビタイガーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月21日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコマンダーサンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るクリノキンコを半馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月23日、中9週で迎えた9戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5歳（2007年）

11月8日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。