ジェンマヴェルデ（2001年生、母エクスペクトトゥシャイン）

ジェンマヴェルデ（2001年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「緑の宝石（イタリア語）」。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したエクスペクトトゥシャインが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼斉藤牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。