シュンプウ（2021年生、母コスモパルムドール）
Shumpu
2021.03.03
シュンプウ（2021年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「春風。春風の季節に到来する名馬の想い」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時9歳）と交配したコスモパルムドールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C1十五。
経歴
デビュー前
1歳のとき、グランデファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2023年）
7月23日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中京（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。
12月3日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は水口優也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。
12月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
3歳（2024年）
1月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。
5月19日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は勢いを失って18着に敗れた。
6月15日、中3週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。
7月21日、中4週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
8月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
10月22日、中8週で迎えた10戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1十三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったウインサマースノーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。
デビュー前
1歳のとき、グランデファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。
11月5日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、一般C1十四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての8番ゲートからスタート。競走除外となった。
11月18日、中3週で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1十五（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロングレジリエントに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月17日、中1週で迎えた13戦目は、能登半島地震復興応援杯（92）（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ヤルダバオトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
12月27日、中0週で迎えた14戦目は、走れ!走れ!煌汰郎☆凰禾賞2024（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。
4歳（2025年）
3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、新潟の酪農応援賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったウメタロウに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
4月15日、中3週で迎えた16戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、鶴仙渓特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
5月26日、中3週で迎えた18戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、能登復興支援里山里海賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた19戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、祝結婚!大輔☆麻以の未来に乾杯!馬場記念 特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。
7月20日、中3週で迎えた21戦目は、祝!!安部直人40th生誕前夜祭記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた22戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、HKM賞 タケウチヒロキ28歳生誕記念 特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。
9月14日、中5週で迎えた23戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、明日はウマ娘トークショーお楽しみに記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウインシャルマンをアタマ差振り切って2勝目を掴み取った。
10月28日、中1週で迎えた26戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、能登復興支援 千里浜海岸賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた27戦目は、正木タクシーいつのまにか10周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた28戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。