マークザマークス（1994年生、母クリステイー）

マークザマークス（1994年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時8歳）と交配したクリステイーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は道谷公和。戦績は、中央平地27戦2勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月9日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のパストノスタルジアに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3歳（1997年）

1月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

4月5日、中8週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡初広騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月27日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

8月23日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（1998年）

5月23日、約9か月の休養明けで迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた12戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

10月10日、中2週で迎えた18戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（7戦0勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（8戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた24戦目は、’99フレンドリースパー特別（1）（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着を確保した。

3月15日、中2週で迎えた26戦目は、’99フレンドリースパー特別（4）（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月15日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（9戦0勝）。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（11戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のカナハラサンライズに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、’99フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るカサイシップウを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6歳（2000年）

12月16日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた31戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。