ノーバディエルス（1993年生、母オヤマテスコ）

Nobody Else

1993.05.01

ノーバディエルス（1993年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時8歳）と交配したオヤマテスコが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川 光男。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

10月8日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

3歳（1996年）

4月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

7月20日、中8週で迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ミステリアスガールに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したメロディータイムに半馬身届かず2着に敗北した。

9月7日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた10戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。