インターラジカル（1992年生、母ゴールデンミル）

インターラジカル（1992年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴライタス（当時12歳）と交配したゴールデンミルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着2回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月4日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は496kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったスナークジュニアーにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

7月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

9月24日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカイシュウニシキに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の駿馬賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンソフトから1馬身差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた10戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のポートフラッシュに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（9戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（10戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブラボーバを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

12月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（11戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

4歳（1996年）

1月5日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の若水賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

10月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

5歳（1997年）

3月29日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。