ネオサイレンス（2001年生、母メイショウクンプウ）

ネオサイレンス（2001年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「新しいサンデーサイレンス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時9歳）と交配したメイショウクンプウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月6日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドライユンゲンに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に敗れた。

4歳（2005年）

1月8日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

2月12日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月25日、中9週で馬体重を前走から27kg戻して迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、アイリス賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。