フリーパス（1986年生、母ヤグラガリヤス）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

9月4日、デビュー戦は菊川正達騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月30日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（1989年）

1月13日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月13日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岡山定夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡山定夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡山定夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた14戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月17日、連闘で迎えた15戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4歳（1990年）

1月27日、中5週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた18戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、吉川豊光騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉川豊光騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉川豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨンゴールドに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月14日、中2週で迎えた22戦目は、姫川特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉川豊光騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中0週で迎えた23戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノウエールズから4馬身差の2着に敗北した。

12月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた25戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1991年）

1月4日、中3週で迎えた27戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で根岸良昌騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノドラセナをクビ差制して2勝目を手中に収めた。

6月6日、中2週で迎えた32戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。