タハラオーカン（1994年生、母ダイナサベージ）

Tahara Okan

1994.04.25

タハラオーカン（1994年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時9歳）と交配したダイナサベージが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は道見 勝弥。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月3日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のポットシクラメンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

3歳（1997年）

5月31日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず最後はジンデンゴーヒメと並んで10着同着となった。

6月8日、連闘で迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。