サウンズリッチ（2007年生、母リーインフォースト）

サウンズリッチ（2007年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「豊かな音」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したリーインフォーストが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、宇田豊によって4,515万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

9月18日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4歳（2011年）

5月4日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、サクラデスティニーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月11日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサツキラブに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（2012年）

10月17日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。