プレミアムパス(2008年生、母テイルオブロマンス)

Premium Pass

2008.03.08

プレミアムパス(2008年3月8日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「特別なパス」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤジャパン(当時6歳)と交配したテイルオブロマンスが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)千代田牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、中央障害18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(2010年)

7月17日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬新潟芝1400m 晴/良)に出走。馬体重は466kg。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利新潟ダート1200m 曇/重)に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利東京芝1600m 晴/良)に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のマイネルトゥモローを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳(2011年)

4月30日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下東京芝1600m 晴/良)に出走。鞍上は蛯名正義騎手(1戦0勝)。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下東京芝1600m 晴/良)に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下東京ダート1600m 晴/良)に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳500万下東京芝1800m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

8月14日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の佐渡金銀山特別新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手(2戦0勝)。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

4歳(2012年)

6月10日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下東京芝1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手(3戦0勝)。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下のいわき特別福島芝1800m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手(4戦0勝)。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた11戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下新潟芝1000m 晴/良)に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の雷光特別新潟芝1000m 晴/良)に出走。鞍上は江田照男騎手(5戦0勝)。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳(2013年)

3月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利阪神障害芝→ダート2970m 曇)に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月30日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利中山障害芝→ダート2880m 曇)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手(1戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中7週で迎えた15戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利京都障害芝→ダート2910m 晴)に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利阪神障害芝→ダート2970m 曇)に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手(1戦0勝)。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利福島障害芝2750m 曇/良)に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手(2戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利新潟障害芝2850m 外→内 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手(3戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーセンタイガーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利新潟障害芝2850m 外→内 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手(4戦0勝)。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳(2014年)

2月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利京都障害芝→ダート2910m 晴)に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手(5戦0勝)。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利新潟障害芝2890m 外→内 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手(6戦0勝)。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のナンデヤネンに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

7月12日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン福島障害芝3350m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手(7戦1勝)。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、清秋ジャンプステークス新潟障害芝3250m 外→内 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手(8戦1勝)。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月15日、中6週で迎えた24戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン福島障害芝2800m 小雨/良)に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス中山障害芝3210m 晴/良)に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳(2015年)

1月17日、中5週で迎えた26戦目は、障害4歳以上オープン中京障害芝3330m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手(1戦0勝)。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドグルーヴァーから1馬身半差の2着となった。

3月21日、中8週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン中京障害芝3300m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手(2戦0勝)。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月25日、中4週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン福島障害芝3380m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手(3戦0勝)。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン新潟障害芝3290m 外→内 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手(4戦0勝)。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン中京障害芝3300m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手(5戦0勝)。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。