ダンツフロンティア（1994年生、母アサコトブキ）

ダンツフロンティア（1994年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時20歳）と交配したアサコトブキが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木忠義。戦績は、地方25戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の千代田区特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1996年）

12月6日、デビュー戦は桃井十四秋騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトブルーパレスから4馬身差の2着となった。

3歳（1997年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンディキャリーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月19日、中3週で迎えた3戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブメイスンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月26日、中4週で迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のティアラカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、鞍上は見沢譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1998年）

7月17日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファインサクセスをクビ差制して久方ぶりの実戦を制した。

8月5日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノコマチジョーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月31日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったパテイエリザベスからハナ差の2着に甘んじた。

10月9日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、千代田区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベストオピニオンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1999年）

2月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた11戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で薮口一麻騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月13日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で薮口一麻騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で薮口一麻騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーナメントから3馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中7週で迎えた14戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で薮口一麻騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマイルイチをクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月11日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、寺内一樹騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺内一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺内一樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺内一樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6歳（2000年）

1月24日、中6週で迎えた19戦目は、一般C1五（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺内一樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた20戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンエイローレルから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は寺内一樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた23戦目は、一般C1三ア（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は寺内一樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。