ジャイアントアイ（2012年生、母ミヤジアイ）

ジャイアントアイ（2012年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きな目」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時10歳）と交配したミヤジアイが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村中牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、島田久によって315万円で落札された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月20日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

11月16日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2015年）

1月24日、中4週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて抜け出し、最後は2着のナリタサウスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月12日、中6週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた9戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。