シャレード（2009年生、母タガノキャンディ）

シャレード（2009年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１９６３年オードリー・ヘップバーン主演の米映画名より」。毛色は青毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したタガノキャンディが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、大栄牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、大嶋晃一によって210万円で落札された。

寺嶋正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

7月27日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は429kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のリバーユウヤに3馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた4戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（2012年）

1月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

5月16日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のなでしこ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹村達也騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で竹村達也騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹村達也騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で竹村達也騎手（16戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンシャインマイに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月12日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で竹村達也騎手（17戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で竹村達也騎手（18戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったブレイドセイバーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で竹村達也騎手（19戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹村達也騎手（20戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で竹村達也騎手（21戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で竹村達也騎手（22戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で竹村達也騎手（23戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で竹村達也騎手（24戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた30戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のコウエイサンデーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月9日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月27日、中6週で迎えた32戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（25戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（26戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月10日、中7週で迎えた34戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。