ダリカラノテガミ（1998年生、母ズーナクア）

Dali Karano Tegami

1998.02.18

ダリカラノテガミ（1998年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のBroad Brush（当時15歳）と交配したズーナクアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月10日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサーストンアローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月12日、中2週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のライクリーラッドに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月30日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

4歳（2002年）

3月3日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井西泰政騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井西泰政騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。