ジェリービーンロウ（2019年生、母レディフォグホーン）

ジェリービーンロウ（2019年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界一霧の深い町として有名な、セントジョンズにある通りの愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時7歳）と交配したレディフォグホーンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の大寺記念～人生一度はやってみたかった～(一般C2十三)。

経歴

デビュー前

田中博康厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月26日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

5月1日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

7月23日、中9週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のナティビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、大寺記念～人生一度はやってみたかった～（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクイーンオブチェコを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のサフラン賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた10戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

デビュー前

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

12月21日、デビュー戦は兼子千央騎手を鞍上に据えて、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2023年）

3月20日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。