コズミックダンサー（2022年生、母ギエム）

コズミックダンサー（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宇宙の舞踏家。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマーズ（当時6歳）と交配したギエムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月17日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3歳（2025年）

1月5日、中6週で迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

1月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグリプトグラフィを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月23日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月6日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月4日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田陽希騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。