ラピルスイメル（2022年生、母グッドレインボー）

ラピルスイメル（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝石(ラテン語)+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターメロディ（当時7歳）と交配したグッドレインボーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉牧場。主な勝ち鞍は2025年のツワブキ特別(一般C12 C21)。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月6日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3歳（2025年）

3月23日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月14日、中6週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

7月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

9月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム59（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアトニモサキニモに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、ツワブキ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシケンカバルを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、コルチカム特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、来年も応援ホッカイドウ競馬特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。