ベイビーキッス（2022年生、母タイキエイワン）
Baby Kiss
2022.04.10
ベイビーキッス（2022年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤ちゃんのキス」。毛色は栗毛。種牡馬のThunder Snow（当時8歳）と交配したタイキエイワンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。
経歴
デビュー前
青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2024年）
8月3日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。
9月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。
10月19日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
11月2日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。
3歳（2025年）
1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢一樹騎手（5戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、フウセツにアタマ差交わされて2着に惜敗した。
2月2日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢一樹騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のペガサスノースをクビ差振り切って初白星を挙げた。
3月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢一樹騎手（7戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレイピアをクビ差振り切って2勝目を獲得した。
4月12日、中5週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に終わった。
5月31日、中6週で迎えた10戦目は、3歳G3の葵ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（8戦2勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。
7月13日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの彦星賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エコロマーズにクビ差交わされて2着に甘んじた。
8月10日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 雨/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（10戦2勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月19日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（12戦2勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジャスパーディビネに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月8日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのキビタキステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢一樹騎手（13戦3勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。