ロングタイカン（2002年生、母イタリアンドレス）

Long Taikan

2002.03.16

ロングタイカン（2002年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時11歳）と交配したイタリアンドレスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上D2三。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月26日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（2007年）

5月29日、約29か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジェイドヴィジョンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシネキングオブに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。