カザンマック（1996年生、母アンダーシンゲキ）

Kazan Mac

1996.04.09

カザンマック（1996年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレト（当時15歳）と交配したアンダーシンゲキが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木 正。戦績は、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の5歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木倬から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、佐々木正から「八戸市場（秋季）サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1998年）

11月27日、デビュー戦は湯浅淳一騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったメルローズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

12月30日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で湯浅淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4歳（2000年）

1月20日、中2週で迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯浅淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

2月16日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のドンフレイズを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月5日、中6週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は湯浅淳一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。