シュライフェ（2020年生、母ストゥデンテッサ）

シュライフェ（2020年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「リボン(独)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時14歳）と交配したストゥデンテッサが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年のクラブコンサドーレ賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月26日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月28日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラマイケルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月13日、中6週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、U.リスポリ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、クラブコンサドーレ賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダバイグラスノスチを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバズッチを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月19日、中5週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着を確保した。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4歳（2024年）

2月3日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

7月7日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黛弘人騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた12戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（6戦0勝）。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた14戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた15戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、祝オークスさん特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。