タイセイコンドル（2003年生、母ホッコーオウカ）

タイセイコンドル（2003年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時8歳）と交配したホッコーオウカが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月26日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で川島信二騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4歳（2007年）

6月26日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。