ダイナミックリュウ（1995年生、母グリンモリス）

ダイナミックリュウ（1995年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤエノダイヤ（当時10歳）と交配したグリンモリスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地12戦0勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のマルチホープ特別。

経歴

デビュー前

新関力厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

3月2日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた4戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

6月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチホープ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトゥモローカムズに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀山泰延騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀山泰延騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4歳（1999年）

1月15日、中7週で迎えた14戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5ル（足利ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノキングオーからクビ差の2着に甘んじた。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノーエスケイプに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月28日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンアルプスに半馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた21戦目は、藤本靖騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた22戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイシーズから2馬身差の2着となった。

10月26日、中3週で迎えた25戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた26戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4ハ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2000年）

1月9日、中0週で迎えた30戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月2日、中2週で迎えた31戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月13日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、一般C4イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。