グレイスフルマーチ（2022年生、母メイグレイス）

グレイスフルマーチ（2022年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「優雅な行進。母名と本馬の誕生月より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時19歳）と交配したメイグレイスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は厚賀古川牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、厚賀古川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

中村直也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3歳（2025年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るガラクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月26日、中7週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月15日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

8月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

11月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた9戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。