プリムスパールス（2022年生、母ディパッション）

Primus Palus

2022.05.12

プリムスパールス（2022年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のベストウォーリア（当時12歳）と交配したディパッションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌田中牧場。2024年のジェムストーン賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米谷康秀厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2024年）

7月21日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は452kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイロードに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月10日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

10月28日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のサンストーン特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のタツノキングオーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月5日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のフレンドローマに4馬身の差をつけて3勝目を収める

デビュー前

米谷康秀厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2025年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのネクストスター東日本（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。