エイトシード（2005年生、母アイントホター）

エイトシード（2005年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「８＋種」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時9歳）と交配したアイントホターが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡博。戦績は、中央平地16戦0勝、中央障害9戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切り、4着に入った。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

3歳（2008年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた8戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のフォーチュネイトたんぽぽ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

6月8日、中9週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた11戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月23日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた17戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2009年）

1月24日、中9週で迎えた19戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた20戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

3月15日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステヴァンから5馬身差の2着となった。

4月11日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で平沢健治騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢健治騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢健治騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢健治騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で平沢健治騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月28日、中9週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で平沢健治騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。