ナモンワンダー（2003年生、母ピンキーブラック）

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、南原商事によって840万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月16日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

3歳（2006年）

4月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた7戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。