マツノオーオク（2003年生、母カラミティジェーン）

マツノオーオク（2003年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大奥」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時18歳）と交配したカラミティジェーンが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月26日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハタノアディクトから半馬身差の2着となった。

8月4日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイバークラフトから2馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウメから半馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスパイシーをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月25日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた6戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の柊賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2006年）

5月2日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルバフォンテンからクビ差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの荒尾クイーン特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4歳（2007年）

1月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

7月22日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

9月24日、中6週で迎えた15戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。