ダイナマイトリジイ（2002年生、母ミスボルケイノ）

Dynamite Ligy

2002.05.30

ダイナマイトリジイ（2002年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したミスボルケイノが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田 正嗣。戦績は、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の芙蓉賞(B3以下)。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

10月28日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォンテンセカンドに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマジックソードに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2005年）

3月2日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、ミライに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカイソクマッハをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月7日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。