チーフレーサー（2001年生、母ナリタフジヒメ）

チーフレーサー（2001年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋レーサー」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時8歳）と交配したナリタフジヒメが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）日向牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の一般D3-4。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月7日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサバンナブレッザに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、連闘で迎えた4戦目は、一般D3-4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスターライトマリアに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、日高管内商工会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹内仁志騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた9戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイクドリームに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

11月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた11戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。