ビーオンザカバー（2022年生、母セレブリティモデル）

経歴

デビュー前

2歳（2024年）

7月7日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったマジックサンズにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8月17日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

10月12日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のクモヒトツナイを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

1月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月1日、中7週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山武史騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの山藤賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクモヒトツナイに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月8日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、伸びてきたエストゥペンダ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。