ジョニール（2021年生、母フィメールモナーク）

Jaunir

2021.06.01

ジョニール（2021年6月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄色くなる(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時8歳）と交配したフィメールモナークが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は様似共栄牧場。主な勝ち鞍は2024年の加賀九谷賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似共栄牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、金子千恵によって605万円で落札された。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀九谷賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガラシュに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月16日、中4週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。