インダス（1990年生、母エカテリーナⅡ）

インダス（1990年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパルナシヤン（当時5歳）と交配したエカテリーナⅡが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方10戦3勝。主な勝ち鞍は1993年の松竹梅特別 3組。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1992年）

10月7日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコーグレイスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルダイルビーをクビ差制して2勝目を獲得した。

12月22日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1993年）

1月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の松竹梅特別 3組（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイオーカンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月26日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎尋美騎手（5戦3勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の春蘭特別 1組（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎尋美騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のスイートピー特別 1組（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎尋美騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎尋美騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた10戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の牡丹特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月17日、中8週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の弥彦特別（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の瀬波特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、伸びてきたアイキューベスト決め手に屈してアタマ差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（1994年）

1月22日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中勝春騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中勝春騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

4月10日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中勝春騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

11月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた23戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月24日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。14着に敗れた。

5歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（10戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。