ジュリーハーツ（2015年生、母ラブジュリエット）

ジュリーハーツ（2015年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したラブジュリエットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。主な勝ち鞍は2018年の閃光特別(500万下)。

経歴

デビュー前

5歳のとき、林正道から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、岡田スタッドによって550万円で落札された。

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月19日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

10月28日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に敗れた。

3歳（2018年）

4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のドリームジャンボをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

7月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

7月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のモアナブルーをクビ差制して2勝目を収める

10月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーカナチャンからクビ差の2着に惜敗した。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 曇/重）に48kgの軽斤量で出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。13着に敗れた。

4歳（2019年）

3月9日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

5月4日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月2日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。