サダムニチリン（1999年生、母モーストフェアー）

Sadamu Nichirin

1999.02.24

サダムニチリン（1999年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオンプライド（当時6歳）と交配したモーストフェアーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

5月19日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、キタサンジュリアンにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったメキシカンシチーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のブルーグラスソングに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2003年）

1月6日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったスズカオリヒメに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月8日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5歳（2004年）

1月25日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は一杯になって18着に終わった。

3月28日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。16着に敗れた。