グレートゴールド（2020年生、母スキャンダルシート）

グレートゴールド（2020年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい+冠名。大きな馬となるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したスキャンダルシートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水上習孝。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、水上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ゴールドホースクラブによって880万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

8月6日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は520kg。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

5歳（2025年）

5月3日、約21か月の休養明けで迎えた2戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワープエンジンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月18日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュンツーポイントに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモヴェレッドを凄まじい末脚で半馬身差し切って断然人気に応えた。